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理事長ご挨拶

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理事長ご挨拶

第45代理事長 岸上 孔(kou kishigami)

2018年度基本理念

Go for broke ~失敗を恐れずに挑戦し、自分の限界を突破せよ~

【入会年度】2007年度

【勤務先】 阿波バラス株式会社

 

 

 

平素は一般社団法人吉野川青年会議所(吉野川JC)に格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

~はじめに~

私たちは、なぜ青年会議所(以下JC)に入会し活動をおこなっているのでしょうか。自己成長、地域の発展、仲間づくり、それぞれのメンバーが様々な理由をもって活動をしているでしょう。しかし確かなことは、この時代を生き抜いていくために、自分を高めていくことが必要であり、この活動に本気で取り組むことによって、これらすべてを叶えることがきっとできる。JCがそんな「場」であることを確信しているからこそ、多忙を極める日常の中においても、JC活動のために時間を割き、時には会社、家族に迷惑をかけながら、日々活動に邁進しているのではないでしょうか。この活動をおこなっていくために、沢山の協力や支えがあり活動できることに改めて感謝し、私たちは支えてくれる全ての「ひと」「まち」に、自らが成長することで恩返しをしていかなければなりません。

 

~恐れずに挑戦する~

最近は、露出が少なくなった「くまモン」ですが、九州新幹線全線開通を機に観光キャンペーンの流れの中で登場しました。新幹線が全線開通したら、博多と鹿児島は賑わうだろうが、その他の地域は厳しいというのが大方の見方でした。熊本県蒲島郁夫知事は、熊本が通過点に終わってはいけないという危機意識を持って、何とか関西の人に熊本に来てもらおうと、KANSAI戦略というのを立ち上げ、くまもとサプライズキャラクターとして誕生したのが「くまモン」だったそうです。これは知事の枠にはまらない柔軟な発想と、それを支える熊本県庁職員のアイディアと行動力があったからこそ成功したのでしょう。またこの成功の裏には、蒲島知事の口癖である、「皿を割れ」と言葉の力が大きかったそうです。「皿を洗わないものは、皿を割ることもない、割ってもいいから、どんどん皿を洗え、割った責任は自分が取るから、失敗を恐れず、とにかくどんどん行動せよ。」これは、リスクを恐れずにチャレンジしようという意味で、職員にこのメッセージを繰り返し伝え、挑戦する風土を職場に創りました。

現代のJCにも、何事にも恐れず挑戦し、自ら行動したくなるような環境をつくることが求められています。吉野川JCも失敗を恐れずに挑戦し、行動する組織風土を創って参ります。

 

~まちづくりは、ひとづくりの場~

近年私たちは、「100万人のキャンドルナイト」「吉野川市納涼花火大会」などの事業を開催しました。メンバーと日々遅くまで議論をし、多くの汗と涙を流してきました。その結果、多くの市民の皆様にご来場いただき、沢山の笑顔を見ることができました。

しかし、賑わいを作りどれだけ楽しい事業を開催しても、事業が終われば元通りになるのが現状であります。多くの地域でどうすれば地域が活性化するかを様々なアイデアを考え、事業をおこなっていますが、「目的」を達成するための手段や手法である地域活性化事業が、「目的」になってしまっているのが現状ではないでしょうか。そして、当日の設営や人集めなどに多くの力を注ぎ込み、いつの間にか、事業を開催することが「目的」にすり替わってしまうことが多くあるように思います。その点について、JCがやや苦手とする事業の検証をしっかりすることで、事業をブラッシュアップしていかなければなりません。

また単発的な事業になり、開催した目的が地域に浸透して行き難い点はJCが単年度制であり、事業の継続性などを考えると、仕方がない部分でもあります。その中で事業をなぜ開催するのか、目的をしっかりと理解し、どれだけ情熱を持って、挑戦していくかが重要になります。

事業を実施するためには、互いのアイデアを出し合い、時には議論の中、喧嘩になるようなこともあるでしょう。そんな中で担当委員長は自分の熱い想いの籠もった事業計画を作成し、討議、協議、審議と理事会で、ある意味このトーナメントを戦い、勝ち抜いていかなければなりません。そしてこの戦いを勝ち抜いてからが本番であり、ここから事業を実行するためには、また違った能力が必要になります。様々な事柄を調整し、段取りをする力や、こまめな連携をとるための高いコミュニケーション能力が求められます。実際に事業開催に至るまでには、とてつもない時間と労力が必要になります。

一見非効率で、無駄に思うこともあるでしょう、しかしこの機会こそが、JCが「ひとづくりの場」として各地域で長年続いてきた秘訣であるように私は考えます。

その経験が我々を成長させてくれる最高の修練の機会であり、またJCはそのような経験を積める機会を与えてくれる、これからもそういった「場」でありつづけなければなりません。2018年度は、事業を開催する背景や目的、手法をしっかりと整理し、「まちづくり」にしっかりとしたビジョンを持って運動を展開して参ります。そして企業、行政、ひとがそれぞれの立場を超えて融合し、形式に捉われない独創的なアイデアでまちの持続的な発展を創り出す関係性を、私たち吉野川JCが中心となって築き深めていき、「ひと」と「まち」がつながりを生み、シリコンバレーのような知識と情報と人材が集まる魅力的な「場」を創って参ります。このような「場」があれば、地域の中で小さなイノベーションがいくつも生まれ、活気ある「まちづくり」を実現できると確信しています。JCが、「まちづくり」を通して、吉野川版「松下村塾」と呼ばれるような、互いに切磋琢磨しあう「ひとづくり」として魅力ある「場」になるよう活動して参ります。

 

~地域外の視察~

地域が抱える課題にどう立ち向かえばいいか悩み考えたとき、同じ課題を持った地域が、どうような政策で成功したのか先行事例を調べ、実際に行政関係者や、各議員の方は現地へ出向き視察に行くことが多くあります。私たちJCは「まちづくり」を行う団体として、直接現地に行く機会は少ないのが現状です。全国大会や地区大会、ブロック大会で他の地域に多くのメンバーといくことはあっても、何かヒントを求めて他の地域にいくことは少ないのではないでしょうか。視察に行った地域の先行事例が必ずしも成功事例ではありませんし、自分たちの地域で同じことをしても成功するとも限りません。しかし、「まちづくり」をおこなっている団体であるならば、他のエリアに実際に行き、直接、目で見て、感じることも必要でしょう。他地域の取り組みを知ることによって、刺激を受け、より良いアイデアが生まれるかも知れませんし、現状に強い危機感を持つかも知れません。またJCとして行政や地域に対しても、今までとは違ったアプローチの仕方が出来るかもしれません。2018年度は、我々の活動エリアにフィードバックするために、他の地域に視察に行き、新しい情報や取組みを聞き、実際に触れることによって、地域を活性化するヒントを手に入れるため活動して参ります。

 

~経営開発~

経済の低成長と財政赤字、高齢化、人口減少で、行政の財政力は低下の一途をたどり、今後は行政が提供するサービスも低下していくことが予想されます。多くのJCメンバーは中小企業経営に関わっており、自分の企業を成長させ地域活性化の重要なテーマである、雇用創出をしていかなければなりません。各地で企業誘致活動が盛んに行われていますが、国内需要が縮小するなか、これ以上工場を国内に増やすことには限界があります。また従来の企業誘致とは、1社で100名規模の雇用を生むことを狙ったプロジェクトであります。しかし、中小企業が1社1人の雇用を生むことができ、会社の規模は小さいが、地域のなかに1人の雇用を生み出す中小企業が100社生まれれば、100人の雇用創出につながります。大手企業の誘致が難しい現在、むしろ、1社でも多くの地元中小企業の活性化に力を入れたほうが雇用創出につながり、ひいては地域全体の底上げに繋がります。その為には、中小企業が生産性を高め、我々地域に根付いて活動しているJCメンバーの企業が成長していかなければなりません。この先、一気に景気が回復し、地方が劇的に再生することは難しいでしょう。地域に根付き経済活動をおこない、このまちから逃げることのできない我々JCメンバーは、地域を活性化するために、経営者として成長していかなければなりません。

 

~会員拡大~

過去の活動や事業を振り返ると、いかに地域に根付いてJCが運動を展開してきたかを知ることができます。また諸先輩方の現在の活躍を見ると、経営者としてだけでなく、様々な分野で地域のキーパーソン、ファシリテーターとして活躍しており、JCが「ひとづくりの場」であることも知ることができます。今後もJCメンバーは、多くの経験を積み、地域のリーダーとして育っていかなければなりません。

しかし現状では、会員数も減少の一途にあります。地域に根付いた若手経営者たちが集まる団体であるが、そのスケールメリットやポテンシャルを活かすことができていないのが現状です。JCは40歳の定年制を組織の特徴としており、一定年齢に達したら、この組織から人は離れていき、関わる人々は年々入れ替わっていきます。そんな中、44年間組織は存続してきました。それは諸先輩方が設立趣意書にもある「魅力ある地域社会の建設」という不変の理念を見失うことなく、高い志と強い使命感を持って活動し、原点とも言うべき運動の理念が正しく受け継がれてきたからであります。これから先、どんなに時代が変わろうとも、この受け継がれてきた不変の理念を見失うことなく、我々は運動を展開していかなければなりません。しかし、このまま会員数の減少が進めば、この理念の継承だけでなく、団体としての存続も難しくなり、「ひとづくりの場」として地域を支える「人財」を育成していくことができず、地域においても大きな損失となってしまいます。こんな厳しい時代だからこそ、会員拡大に更に力を入れて共に運動するメンバーを増やし、受け継がれてきた不変の理念を正しく伝えていかなければなりません。新しいメンバーを増やすために、多くの情報が入った候補者リストを作成し、入会候補者にしっかりとアプローチをおこない、JCを知ってもらい、新しいメンバーを増やし、この地域のJCの火を消さぬよう会員拡大に更に力を入れて取り組んで参ります。

 

~ブロック大会主管LOM、出向者に対して~

2018年度は、吉野川JCは2011年以来、7年ぶりに徳島ブロック大会の主管LOMとなりました。当時を知るメンバーも少なくなり、主管LOMとして経験の無いメンバーが多くなりました。あまりLOM以外の場に出てこないメンバーもいるので、このブロック大会で、多くの他LOMのメンバーとのつながりを持ち、互いの友情を深めることでJC活動がより有意義なものになるはずです。このブロック大会主管LOMであることが、メンバーとLOMにとって、成長する最大の機会と捉え、全メンバー一丸となって、吉野川らしさを前面に出し、最高のブロック大会、大懇親会を企画設営して参ります。

また吉野川JCの代表者であり、勇気ある決断をしてくれた出向者に対しては、敬意と感謝を忘れてはなりません。LOMとして最大限の協力をし、出向者を全力で支えて参ります。

 

~メンバー交流 家族間交流~

JC運動をより、効果的に行うためにはメンバー間の交流は不可欠であります。そして、共に年齢や職種も違い、同じエリアの異業種が集まるメンバーだからこそ、互いに敬意を持って接する必要があります。互いのバックボーンが違うからこそ、学ぶところが多くあるはずです。互いを知れば知るほど、大きな気づきを得る事でしょう。そして深い友情が芽生えていくことで、大きな壁にぶつかっても、互いに支え合い様々な困難に立ち向かっていけるはずです。強い組織を創っていくためには、メンバー間での交流をしっかりと図って参ります。またその活動を支えてくれる家族間の交流も必要であると考えます。より充実した活動を継続し、おこなっていくためには、会員及び会員家族間の距離感を縮め、家族ぐるみの交流が広がっていくことが必要であると考えます。理事会、委員会、実行委員会、例会など毎晩遅くまで、何をしているのか、本当にJCに行っているのか不安に思っている家族がいるかもしれません。そんな不安を取り除き、私たちの活動を更に理解していただくことで、快くJC活動に送り出してくれるのではないでしょうか。

 

~最後に~

「何の志(こころ)ざしもなき所に、

ぐずぐずして日を送(おくる)は、実に大馬鹿ものなり」

 

 これは薩長同盟の立役者で、日本のことを考えて行動してきた坂本龍馬の言葉です。

どのように生きても1日は、1日です。また1日を生きたということは、死に1日近づいているということであり、私たちが考えるより時間は残っていません。志を持たず、ダラダラと時間を過ごすことは本当に勿体無いことです。私はJCに入会する以前は、何の志もなく、本当に無駄な生き方をしてきました。誰かのことを考え、真剣に生きるでもなく、すべてに中途半端は人間で、実に大馬鹿ものでした。

しかしJCに入会し、素晴らしい仲間にめぐりあい、尊敬する先輩の指導を受けることができ、少しは変わることができました。何事に対しても、誰かがやってくれるだろうと人ごとのように思っていた自分はもういません。このJCで多くの機会を頂いたことで、自分はこの「まち」に対して何ができるだろう、何をしなければならないのだろうと考えるように変わることができました。JCで出会った最高の仲間と、40歳までしか活動できないJCだからこそ、主体性と大きな志を持って、失敗を恐れず挑戦し、この「まち」にJCがあって良かったと思われるよう、また自分の成長が実感出来るきっかけとなるよう、私自身が牽引役となり理事長としての職を責任と自覚を持って邁進する事をお約束させて頂き所信とさせて頂きます。

 

 

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